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ピロリ菌の正体と感染原は? [ピロリ菌]

胃にとって悪い影響を与えるもので代表的なもの、
ピロリ菌。



感染すると、どのような症状が現れるのか、
感染原はいったいどこなのか?


詳しく調べてみました。



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ピロリ菌はどんなもの?


ヘリコバクターピロリという、胃にとって悪い影響を与える菌のことです。


本体はらせん状になっていて、
本体から伸びているべん毛という毛を使い、
回転しながら前進したり後進したりと、活発に動き回ります。



主に胃の粘膜中に生息するため、強い胃酸からの
ダメージを受けずらいのです。



また、やっかいなのが、
ピロリ菌はウレアーゼという酵素をもっていて、
胃の中の尿素を分解し、アンモニアと二酸化炭素を作り出すため、
ピロリ菌の周りはアルカリ性に保たれ
強い胃酸の中でもダメージを受けることなく生きることができるのです。





ですから、一度感染すると、
胃の中にずっと生息し続けることができるので
かなりやっかいな菌なのですね。^^;




感染するとどうなるの?



 胃の粘膜を傷つけて炎症を起こし、
 胃炎となります。

 胃炎の範囲が少しずつ広がっていくと、慢性胃炎となります。

 
 さらに進むと胃、十二指腸潰瘍を引き起こしたり、
 一部が胃がんになってしまうこともあるのです。



  調べれば調べるほど怖いピロリ菌・・・。



そもそもの感染源はいったいどこなのでしょうか?





感染原はどこ?

 

ピロリ菌の感染源は、
主に井戸水や食べ物、唾液により感染するといわれています。



ピロリ菌の感染者が50代以上が多いと
言われていますが、その理由は、
50代以上の方が小さかった頃、 井戸水を飲んでいたことにあるのです



ピロリ菌に感染するのは、
主に免疫の弱い幼児期が多く
大人になってから感染することは少ないそうです。

感染しても自然に治ることが多いといわれています。



また、
唾液についてですが、感染している親から子に移る
ケースがあるそうです。
(胃の中にピロリ菌がいると口腔内にもいるため)



意外に感染源は多いので、びっくりしますね・・。



実にやっかいなこのピロリ菌ですが、
いまでは薬で除菌することもできるので、
胃に症状のある方は、
早期発見のためにも検査はしておいたほうが良いでしょう。




ちなみに、
私も以前、胃潰瘍が疑われた時、
ピロリ菌を除菌する薬を処方されたことがあります。



だいぶ前なのであまり覚えていませんが、
けっこう高い錠剤で、
3割負担で1粒100円台だったと思います。^^;




もしかしたら、
胃カメラで異常がなかったのは、
除菌されたからかもしれませんね・・・。



また、
いまではピロリ菌の特性を利用した、
尿素呼気試験という検査法で、
胃カメラを飲まなくてもピロリ菌がいるかどうかわかる方法も
あるので、
胃カメラがどうしても飲みたくない、
という方には嬉しい検査方法だと思います。



また、次の記事で尿素呼気試験については書いていこうと
思います。^^



  >>尿素呼気試験とは?














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